【社員インタビュー】デザイナー/シンガポールから日本へ Teh Wen Jun

 
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シンガポールでのデザイナー経験からジョイズへ

コミュニケーション・デザインを専攻し、UXデザイナーに

 シンガポール出身のJunです。高校卒業後は日本の専門学校に相当するナンヤン・ポリテクニック(Nanyang Polytechnic)で3年間インタラクティブ・メディアを学びました。ポリテクニックではAdobeやフォトショップなどのソフトウェアやユーザーストーリーの作成など、デザインを理解する基礎になるものを学びました。ポリテクニック卒業後は大学に進み、コミュニケーション・デザインを専攻しました。コミュニケーション・デザインとは一言でいうと、自分の考えたデザインをどのように伝えるかを考える分野です。その手段としてタイポグラフィ(=印刷物の文字の体裁を整える技術)やプレゼンテーション、マーケティング、クリティカルシンキングやカラーセオリー(=視覚および心理的なレベルで効果的なデザインになる色の使い方のルールやガイドライン)を勉強しました。大学卒業後は、UXデザイナーとして2つのIT企業で働きました。そこでは、AIを使ったチャットボットやタクシーのアプリケーションのデザインをしていました。


日本のデザインとの出会い、ジョイズ入社へ

 日本に初めて旅行したとき、東京駅でタッチスクリーンの案内マップを見ました。駅の何階に、何のショップやレストランがあるかを説明してくれるものです。写真が多く使われていてカラフルだけどシンプルなデザインに、とても惹かれました。その時に日本のデザイン文化をとても好きになりました。

 ジョイズはWantedlyで見つけました。UI/UXデザイナーとして働ける条件で探していたんですが、ページのバナー写真が良かったですね。社員の人たちが肩を組んで写っているのがすごくフレンドリーな雰囲気で、日本語の能力もN1(日本語能力試験の一番難しいレベル)は求められていなかったので外国人にもウェルカムな印象でした。「TerraTalk」が自社開発である点も良かったです。2018年の7月にジョイズに入社しました。



デザイナーの仕事について

デザイナーの仕事フロー、やりがい

 私が今デザインしているのは「TerraTalk」のアプリケーションだけでなく、ユーザーである先生たちが生徒の進捗をチェックするウェブサイトや統計のページなど多岐にわたります。操作に必要なアイコンやボタンのデザイン、スペースの位置や幅など、ページ全体のバランスや配色などを手掛けています。「TerraTalk」のメインカラーってオレンジと青みがかったグレーなんですよね。オレンジはダイナミックで活気に満ちた色です。グレーは反対に信頼を生み出すカラーです。この2色を組み合わせています。

 最初に新しくデザインをするときには、社長かプロダクトマネジャーからアイディアを受け取り、デザインチームで会議をしてSketch(=UIデザインを作るソフトウェア)に落とし、形になったイメージをエンジニアに渡します。エンジニアが製品を作ったあとは、スペースやアイコン、文字の太さや大きさなど、デザインが頼んだ通りの形になっているかをチェックします。

 仕事の楽しいところは、アイコンの作り方やコーディングなど、いろいろなことを勉強できることです。ある機能を改良するために新しいデザインを考えて提案できるのも楽しいですね。逆に難しいのはタイムマネジメントです。それぞれのプロジェクトの締め切りや、アイディアを形にするのにどれくらいの段階が必要かを考えると、多くのことを気にしなくてはいけません。たとえば、コーディングとデザインは互いに関係しています。コーディングによって実現可能なデザインを知らないといけないからです。でも、コーディングの作業はまだ学習中で難しいこともあります。

Junさんの一日

 朝、山手線のラッシュを避けるために7時から7時半くらいの間にはオフィスで仕事し始めています。周りに人が少ないと集中できますね。デイリーミーティングでは昨日やったこと、今日やることや問題の共有などをします。自分が担当するデザインが完成したら、チームリーダーに意見を求めます。修正があれば修正をして、OKが出ればそれでOK。だいたい17時くらいには退勤しています。

 
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仕事に対する価値観、デザインチームについて

デザインチーム、個人としてのミッション

 チームとしてのミッションは「TerraTalk」をより使いやすく、魅力的な製品にすることです。今はメインターゲットが学生ですが、大人を含めたすべての年齢層にとってよいデザインにしたい。大人の学習者向けに必要なものは、たとえば自分が復習に必要な単語を集めたオリジナルの単語帳のような機能だったり、ネイティブがフレーズをどのように読むかを聞けるようにする機能だと思います。個人的な今のミッションは、マイクロアニメーション(=アプリをダウンロードする画面などに表示される小さいアニメーションアイコンの技術)を作るスキルを伸ばすことです。

 今のメンバーは3人ですが、問題があったらすぐに聞けるし、自分のデザインにフィードバックをちゃんとくれます。リーダーはデザイナーとしての経験だけではなく会社をマネジメントした経験があるので、本当に多くのことを学べます。それにとてもフレンドリーです。シンガポールでデザイナーとして働いていたときは1人だったので、たくさん教えてもらえることはすごく良いことだと思います。


ジョイズの魅力とは?どんな人と一緒に働きたい?


ジョイズの魅力―製品、働く人たち

 まず、「TerraTalk」の製品そのものがとても素晴らしいです。ポテンシャルがあるし、何より私自身がもっとこの製品を良くしていきたい、もっとこの製品のためにがんばりたいと思っています。それから会社の雰囲気がとてもインターナショナルです。英語と日本語だけでなく、中国語など、色々な言葉を使う経験ができます。チームリーダーから色々な知識や技術を学ぶことも出来るし、働いている人たちがみんなフレンドリーです。よくランチにもいくし、仕事の話以外にも、雑談も気軽にできる。こうした雑談って仕事をするうえですごく大事なことだと思います。


デザイナーチームはこんな人を求めている

 UI/UXデザイナーの経験があること、自分から率先して動けることが重要だと思います。それだけではなく雑談が出来たり、お互いに尊敬が出来る関係であることも大事です。


 デザイナーに求められる最大の資質は、自分のデザインに対して受け取るフィードバックを、個人的なものではなく、デザインへのものとして真摯に受けとめられることだと思います。それから他人のアイディアに対してオープンであることや、デザイナーとして第一線の流行についていくことも大事です。サイトを見てテクノロジー、ツール、ソフトウェアといった事柄に敏感であることです。私もよくUIデザインのサイトを見て勉強しています。

 
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最後に、ジョイズで実現したい夢とは?

 今はっきりしている自分の目標は、より良いモーションデザイナーになることですね。今はUI/UXデザイナーですが、もっと多くのことを学びたいです。チームとしては、互いに助け合って「TerraTalk」をより使いやすい製品にしていきたいです。

Keiko Nakagawa